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【BlenderMCP】CursorでBlenderを操作する

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目次

BlenderMCPを用いて、CursorでBlenderを操作する導入まで。

前提

uvのインストール

BlenderMCPはPythonで実装されている。Pythonのパッケージマネージャーとして uv を使用する。

未インストールの場合は、以下のコマンドでインストールすること。

shell
$ brew install uv
$ uv --version
uv 0.6.9 (Homebrew 2025-03-20)

Blenderの設定

Blender Add-onのインストール

  1. BlenderMCPのGitHubリポジトリから addon.py をダウンロードする。
  2. Blenderを起動する。
  3. メニューから Edit > Preferences > Add-ons を選択する。
  4. 「Install from Disk...」をクリックし、ダウンロードした addon.py を選択する。

Install from Diskの選択

addon.pyをインストールすると、以下のように表示される。

Add-onのインストール後

Blender Add-onの起動

インストールが完了したら、Blender Add-onを起動する。

  1. Blenderを開く。
  2. サイドバーを表示する(右上の < ボタン、または N キー)。
  3. サイドバーの BlenderMCP タブを開き、「Start MCP Server」ボタンをクリックする。

「Start MCP Server」が「Stop MCP Server」に変わっていれば、MCPサーバーが正常に起動している。

Start MCP Serverの選択

Cursorの設定

最後にCursorの設定を行う。

  1. Cursor > Preferences > Cursor Settings > Features > MCP Server からCursorにMCPサーバーを設定する。
  2. 「Add new MCP Server」をクリックする。
  3. 設定内容は以下の通りである:
    • Name:任意の名前(例:BlenderMCP
    • Typecommand
    • Commanduvx blender-mcp
  4. 左側のインジケーターが緑色になっていれば、設定は完了である。

MCP Serverの設定

CursorでBlenderを操作する

設定が完了すると、MCPを通じてCursorからBlenderを操作できるようになる。ただし、現時点ではCursorからMCPサーバーを呼び出すためには、Agent機能を使用する必要がある。

以下は、実際にCursorを使ってBlenderを操作している様子。

おわりに

MCPすごい。

参考